水を移動させる【サイフォンの原理】とは?

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皆さんこんにちは!
NARISTA施設長の石井です♪

今日で5月も終わりですね。
常々、時の流れの早さには驚いております^^:

さて、今日は水曜日カリキュラムの理科実験の日でした!

今日の実験は水を使った実験です。

まず赤いテープと青いテープが巻かれたプラスチックコップの片方に水を入れます。
もう片方のコップに水を移すにはどうすれば良いのか、といった実験です^^

道具はストローのみで、コップは持ち上げてはいけません。

子供達は試行錯誤しながら一生懸命水を移す方法を考えてくれましたb

大半のチームはストローで水をすくって頑張って移していましたが、答えはそうではありません。

 

 

答えは、初めにストローの中を水で満たし、片方を指でおさえます。

おさえた方のストローを水が入ったコップに入れて指を離すと、なんと自動で水が移動するのです!

答えを知った子供達は、積極的に何度も実験をしてくれました!

水が移動するのを見て、皆「おー!すごい!」と喜んでくれたようです♪

この原理を【サイフォンの原理】といい、ギリシア語の【サイフォン(管)】という意味から名付けられました。

なんと紀元前からサイフォンの原理は様々な場面で活用されてきているのです。

身近なところでいうと、アクアリウムの水槽の入れ替え時や灯油ポンプ等で使われているのがサイフォンの原理です。

子供達も、自分たちの生活の中で様々な原理が活用されていること、原理が分かるとより楽しめることを学べたと思います。

カリキュラム後も1か所だけ実験の場所を設けると、ずっと何度も繰り返し試してくれました^^

これからも理科実験を通して楽しみながら色々な知識を身に付けていってほしいですね。

 

 

 

明日からは6月に突入です!
まだまだ不安定な季節ではありますが、体調に気を付けつつ、楽しんでいきましょう!!

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