今日は説明会だったので、電車で学童舎に向かっていました電車の中で本を読んでいたのですが。
イギリス南部の緑多い地方で、ウサギの大群が何十万ヘクタールという肥沃な農地を荒地に変えようとしていたそうです。イギリス政府はウサギの体内のみで繁殖するウイルスを使って農地を守ろうとしました(このウイルスはウサギを殺すことはないが、感染した個体の活動を鈍らせ、繁殖の速度を遅くしたり、天敵に襲われやすくしたりする)
このウイルスを導入することで、この地域の生態系のバランスにはほとんど悪い影響は与えずに、ウサギの個体数を操作できると、イギリス政府は考えたんです。どうなったと思いますか
ウイルスはそれから数年のうちに、数多くのウサギを死に追いやりました。ここまではイギリス政府も順調だと考えていたでしょうねしかしその間に家畜の価格が下落し、草原で家畜に草を食べさせるのは農民にとって魅力的なことではなくなっていったんですね。ここからがまさかの展開なんですが
草を食べる家畜や、ウサギが減少したことで、イギリス南部の草原に生える草の丈が、それまでより高くなったんです。だからって思っちゃいますよね草原の中でタシケアリという名のアリは、丈の短い草のなかではよく繁殖するが、丈の長い草のなかではあまり繁殖できないんです。そのため草原のなかでこのアリの個体数は激減したんです。このアリは、アリオンゴマシジミという大型の青い蝶と奇妙な関係にあるんです。この蝶が卵を産むと、アリがそれを巣に持ち帰り、その幼虫を孵化から成虫になるまで育てるのですアリの数が激減したことによって青い蝶の数も激減したんです。
ウイルスの導入によって、草の丈が伸び、アリの数が減り、そしてイギリスから美しい青い蝶が消えてしまったのです
なんか風が吹けば桶屋が儲かるみたいなお話しですね。
今日の説明会でお父さん、お母さんとお話しをしていて、小学校の読書感想文がワンピースでもいいよってなってる小学校もあるんですよというと、お父さんもお母さんもビックリしていました来年からのプリスクールに体験のお申込みをしていただいて、学童舎の雰囲気を感じてもらって、学童舎へのお申込みをご検討していただけることになりました、ありがとうございます。
読書感想文がワンピースになって、将来思わぬ結果になることもあるかも知れませんね。ってこのオチにたどり着くまで長かったですが。。。
今日も皆さんお疲れ様でした
By NARISTA