こんばんは皆様、お休みを満喫されていますでしょうか。子どもは夏休みまでラストスパートですね
さて、久しぶりの学童舎とは関係のないブログです。去年などは何回か書いていましたが、4月以降は書いていませんでしたね。
ということで学童舎とは関係のないお話なので、ご興味のある方だけお読みください。
私は3連休で、進めなければいけない仕事と、勉強、買っていたのですが読んでいない本が大量にあるので、読書をしています。
本の話しになってしまうのですが、私は、経営の本、マーケティング、経理の本、戦略、戦術の本、行動心理学の本などを良く読みます。ツールとして、フレームワークの本や、思考術の本、座禅の本なども読みますよ(笑)夏休みに子どもたちに教えるマインドマップも、ツールとして以前から使っていて、セミナーに行って勉強などもしていました。
息抜きとしては、井坂幸太郎や重松清などの小説も読みます。ワンピースももちろん読みます
あまり読んだことがないのが、自己啓発本や成功体験本、良くある○○歳でこれをやりなさいなどの本は読まないですね(笑)
成功したいならこれをやりなさいなんて本は絶対読みません。皆さんも思っているように、同じようにやって成功するなら、そんな楽なことはないですよね。本当なら、全員が真似して成功していますまあそこから気づきを得ることもあると思います。
さて今日は「ヤバい経営学」という本を読みました。この本は、当たり前と考えられている経営理論や経営手法の常識を覆す内容となっています。もちろんしっかりした裏付けもあります。
選択バイアスや集団慣性、対脅威萎縮効果、時間圧縮の不経済、立場固定、メンタルモデル、イカロスのパラドックスなどのお話しが出てくるのですが、論理的に考えて実行しているようでも、心理的な影響を受け、意思決定の選択をしていることが多くあるという事例がいっぱい載っています。以前に読んだ行動心理学の本と似ている事例も多くありましたよ。
内容の一つを取り上げると、企業というのは成功体験に固執することがある。それにはいろいろな原因があるのですが、視野搾取や立場固定、成功の罠という心理。
成功体験をもたらしたものが、失敗の原因になることもあるというお話が事例も交えて書いてありました。これは企業でも個人でもあることですね。
皆さんにもあるのではないでしょうか?このパターンは前に何回も経験したことがある。前はこうすれば成功したから、今回も同じようにすれば大丈夫と行動して失敗したことが。
本には「メンタルモデル(頭の中にある世界の見え方)」の問題だと書いてありました。
一定期間、あるやり方で何かに成功したら、他のやり方があるなんて忘れてしまいがちになる。さらには自分のビジネス環境の変化にも気づかなくなってしまう。
気づかないから、外部環境の変化に対応するのも遅れ、気づいたときにはもう手遅れになっている。
大手企業でも成功体験に引っ張られ、ニーズの変化などに気づかず、衰退していくことが多くある。
皆さんは、このメンタルモデルのお話を聞いて、仕事でも普段の生活でもなにか心当たりはありましたでしょうか?
でもこのメンタルモデルは悪いことばかりではありません。大きな利点もあるのですよ
メンタルモデル(頭の中にある世界の見え方)を体験できる面白い文があったので載せますね。
下の文を読んでみてください。
だがいく での けきんゅう に よれば えいご の たごんの もじの なびらは じようゅう でなはく ゆいいつ たせいつ なのは さしいょと さごいの もじが たしだい ばょしに あこると です
なぜなら わしたたち は すてべの もじを よまず たんご ぜたんい を みている かでらす
上記の文は明らかにおかしい文ですが、何かのおかげで問題なく読めてしまいます
文中にすべての情報が含まれているし、だいたい正しい場所に文字があるから読めてしまうのですね。
さらに文章の意味も読み取ることができます。そうすると私達の脳みそは、残りの部分を補ってくれる。文脈を理解する前に、一つの単語を見ることで、正しく理解することができるんです。
これが普段の生活の中にもあります。もし全体の流れを理解していて、以前にも同じような問題や状況に出会ったことがあれば、ある問題を見ることで、全体の状況を素早く把握することが出来る。
似たような問題に出会ったときに、ゼロから始める必要はなく、以前の経験をもとに対応すればいい。
問題が起こる度に、ゼロから考えていたら時間が足りないですよね(笑)
しかし、意識しなければ頭の中にある世界の見え方で、疑問を持たず自分の行動が当たり前と疑わず過ごしてしまうことになります。もっと良くなる機会を逃してしまう可能性もありますね。
じゃあどっちがいいんだとなってしまいますが、たまには立ち止まって、自分の行動、選択が正しいのか、考える時間も必要ということでしょう。
急に話しが子どもに変わります
今までの成功体験で、これをやったら子ども達がやる気になったという私の頭の中にある世界の見え方で、疑問にも思わず今後もそれを続けていてたら、見落としてしまうことが多くあるかもしれません。
というか、子どもと接していて、本当にいろいろな子がいます。子ども一人ひとりのスイッチが違うので、この子のやる気は引き出せたが、同じやり方をやってもこの子のやる気は引き出せないということばかりなので、上記に書いた、一定期間あるやり方で成功したら、他のやり方があるなんて忘れてしまうということがないです。日々試行錯誤ですね。。。
と最後は、無理矢理話しを変えての着地日々勉強ですねというお話しでした。
久しぶりに、学童舎とは関係のない、ブログを書いてしまいました。学童舎と関係ないシリーズは毎回まとまっていませんね、申し訳ございません。。。
次回の学童舎とは関係ないお話シリーズ、ファンは0人ですが・・・半年後ぐらいに書きたいと思います(笑)
By NARISTA