こんばんは、今日は急に強い雨が降りだして、学校のプールに送った子を急いで迎えに行きました。
さて今日のブログは写真なし、シンプルにお届けします。
夏のカリキュラム「問題解決キッズ」ナリスタの子ども達には日々問題に正面からぶつかって、答えが一つのクイズ型問題ではない、答えがない、自分たちで答えを作ってくいくパズル型問題に向き合ってもらっています。
前回の問題解決キッズはケンカしてしまって、壁ができてしまった感じの1年生の女の子2人の問題
。
議題箱には「たたかれるのがやだ」と書いてありました。
他の子達は状況が分からないので、いつも通りロールプレイで確認してみます。今回の問題解決のリーダーの1年生の女の子が状況を聞き、その役をやってくれる子を指名します(ここは少し難しいのでお手伝い)
ロールプレイを見て状況を理解した子ども達に、この問題解決のアイデアを出してもらいました。
・あいてがいやならやめたほうがいい
・そのこからはなれればいい
・なんでたたくかきく
・いやならちゃんといえばいい
・たたかなければいい
・やりかえす
・あいてとちゃんとはなす
皆でこの問題を話していると、ひとつ分かったことがありました。叩いている女の子は、相手の女の子が変なことを言ったりしたときに、ツッコミのような感じで叩いてしまっていたということ。
しかし叩かれている女の子はそのことに気づかず、ただ「アホかっ」と言って叩かれている、嫌だなと感じていたんですね。
そこがこの問題の解決のヒントに。
アイデアの中からちゃんと話した方がいいよと決まり、話しあった結果2人は仲直りしましたよ
その他にも「竹馬をやっているとき、どいてといっても走り回ってどいてくれない」
という問題も議題箱に入っていました。
それは今日子ども達が話し合ったのですが、これも面白かった
最初はどいてあげればいいとか、ぶつかると危ないから、周りをちゃんと見るなど、竹馬に乗っている人目線の解決アイデアしか出てこなかったのですが、いきなりこんな意見が
「なんで竹馬に乗っている人のためにどかなきゃいけないの?こっちだってコマやったり遊んでいるのに」
そうですね、竹馬に乗っている人が有利になる話しで進んでいましたが(議題の話しが、竹馬に乗っている子から出されているのでそっちの意見で話しが進んでいました)乗ってない側からの意見も出てきたんです。
結局両方の意見の間を取って、スペースを分けてやろうということになりました。今日の話し合いのリーダーは4年生の男の子、良くやってくれました、素晴らしい
おとながなるべく介入しない、子ども達だけでの問題解決、毎日の問題解決の積み重ねが、考える力、応用力につながっていきますので、これからも頑張ってください。1年生も慣れてきて積極的にアイデアを出して問題を解決しようとしています、素晴らしいですね。
今日は英会話と体操でした、明日はナリスタカップ、工作ですので楽しみにしていてください。
By NARISTA